Category: DIARY
Diary 感想 その弐。
~謹賀新年~
乙女の皆様、明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたしますね。
早速ですが、萌えつぶの大好きなブランドOperettaより「Diary」の一人ごち感想という名の駄文の続きです。
タイトル:Diary
ジャンル:サスペンス恋愛AVG [全年齢]
発売日:2010年12月29日 イベント先行販売 (一般販売:2011年2月25日)
価格:(ダウンロード販売価格)1,800円(税込) (パッケージ版ロットアップ。ちなみにパッケージ版の定価 2100円)
対応OS:日本語版Windows98/Me/2000/XP/Vista/7

(Operetta公式サイト。安心全年齢対応サイトです。)
このDiaryですが、既にパッケージ版はロットアップしているので、市場に出回っているパッケージ版は価格高騰しているようです。DL版は公式サイトやその他DLサイトからダウンロードできます。
このゲームの特徴は、そのタイトルが示している通り、間間に主人公ちゃんの日記が挿入されてくることですね。でも、途中でぶち切れて、シーンが始まるので、ちょっと戸惑いました。w
バッドって、どのくらいバッドなのか、乙女自身の心が大丈夫なのか、気になるところですよね。萌えつぶは、バッドを含めて全て知った上で、心に耐性をつけつつ、作品購入を考えるので、バッドの内容も知りたいタイプです。ってことで、以下さっくりバッドも込みで一人ごちりたいと思います。
零君、サスペンス系ヤンデレですので、それを踏まえた上で、恐いのはイヤ、血を見るのはイヤ、(全年齢対象的)ちょいグロもだめ、という乙女は回れ右でよろしくお願いいたします。(ゲームの特性を生かすため、極力重大なネタバレは避けたいのですが、ゲーム内容を萌え語るためには、ちら出しせざるをえないかなぁ…なんて思っています。すいません)
Good End
勝利の女神
(黒髪)弁護士エンド。
騎士の鎖
(金髪)世界のモデルエンド。
Bad End
End0 「If」
もしも、の話。僕だけをみてよ、エンド。
壊れた世界
復讐エンド。今度は俺がお前を守るから。
物語は、綾子達の子供時代(小学3年)から始まります。
綾子と零の子供の頃が、これまた可愛いんだわ。ニヨニヨニヨニヨ 大ちゃん、子供の頃から、零のことを構って苛めて…、とんだツンデレです。(成長するにつれて、大ちゃん、いいサブキャラになっていきます。幼少時代の大ちゃんの心情は公式サイト掲載のミニドラマにあります。)
この話の二大軸として、「お姫様と騎士」の物語と零の過去がありますが、跳ねっ返りの綾子が騎士で、零がお姫様なんですね。(出会い当初、綾子が零を女の子だと勘違いしているからでしょうが。w)そんな綾子のごっこ遊びに付き合ってあげる零は心優しい子なんですよねぇ。
天真爛漫で育った綾子だから、零も惹かれたって言うか、綾子も可愛いんだよ、本当に。幼いながらも、零の孤独を包み込む優しさを持っているんですね。にぶちんだけど。
って、綾子、早速幼い零をひん剥いて、丸裸にww SHO☆TA☆ですが、画像はないですよ。w その無邪気な天然に零はのちのち苦労しそうです。(それ以上に策士な面も零にはあるから大丈夫か。w)
大ちゃんが綾子に近づこうとしていたので、零、わざと(綾子の注意を引くため)仮病を使います。…小3なのに、やるな、こいつ。ニヨニヨ
この時、花瓶を割ってしまうんですが、バッドへの条件として(たぶん)、この花瓶を埋めるか埋めないかが重要だと思います。(郷田先生に会うのかどうかが重要なポイントの一つです。)
小学校5年にして、零を挟んだキャットファイトに。この時、弟として好き、というと、零の寂しげな表情が。零は「僕は好きだよ」と綾子に告白するんだけど、乙女ゲー特有の鈍い子には通じなくて。でも、零の告白はきゅんとなったw
子供に無関心の零の父に、綾子父の鉄拳が飛びます。零父もヤンデレです。零は母の美貌と父のヤンデレ成分を受け継いでいたんですね。育児拒否は立派に通報可能と思いますよ。
綾子父「痛みに慣れては駄目だ。それは人の心を殺す」
零、父親には恵まれなかったけど、本当いい人に出会えたね。涙 こんな言葉を出せる綾子父の過去が気になりますが。
この件をきっかけに、零、伊藤家に本格的に同居しだします。年頃の娘を持った父母にしては、十分すぎるくらい理解のある行動に驚いていますが、とても温かい気分になります。
中学生になった二人も可愛いんだな。
綾子にちゃん付けを止めてほしくて、呼び捨てにするまでわざと無視する零。綾子もだんだん零のことを意識し始めたような…し始めていないような…。ニヨニヨ
綾子に他の男が近づかないように零が事前に排除してきたせいか、綾子、自分がどれだけモテるのか、気がついてません。
でも、ちょっと零が目を離した隙に、綾子、赤レンジャー(いや、黒レンジャー?)古賀先輩と出会います。零、ご愁傷様w
戦隊モノが好きな綾子と意気投合した古賀先輩に、綾子が恋心を持つのも自然ですね。戦隊モノ好きな、一匹狼の不良、古賀竜也。これは、惚れるよねぇ~。ww
それにしても、大ちゃん、駄菓子屋に万札持っていくのは、駄菓子屋のおばちゃんもおつりに困ると思うよ。
生徒会で忙しい零に対して、
綾子 「つらくなったら、綾子のところに逃げてくればいいよ。」
零 「…そこに場所はあるのかな」
こ、この時の言い方が、またちょっと低めで。(///∇//)キャー
小さい頃からずっと好きなのに(しかも本人に告白済)、華麗に無視され、他の男に取られたら、そりゃ、ヤンデレじゃなくても、思うところがあるわけですよ。
古賀先輩がヒーローなら、零は魔王。ww どの道、味方にしたら頼もしい存在には変わりないですけど。バッドでは、この意味が本当よくわかります。w 本ゲームでは、その魔王の方が攻略対象ですからね。w
生理になったことまで、古河先輩に言わなくてもww 腰を冷やしちゃいけないのは最もだけど、自分の足の間に座らせてくれます。もう、二人ともいい雰囲気で。魔王のお膝元で、初々しいカップルの誕生です。ギャーw
綾子がほのかな恋心を育てているうちに、周りには不穏な事件が起こります。
古河先輩、零の異常さに気がついているんでしょうか。
竜也「俺は独占欲が強いから、きっとお前を連れて行こうとする誰かがいたら…そいつのこと殺しちまうかもな」
これは、ヒーローの台詞じゃなくて、魔王の台詞ではないですか!w 古河先輩は、どう転がってもヤンデレキャラにはなれないですよ。いや、むしろなっちゃいけないですよ。零と対照的な位置にいてこその魅力だと思っていますから。
この一言が、綾子の中に古賀への疑念を抱かせることになります(零が巧みに利用するんですね、この台詞を)。
中学の卒業式の日、古賀先輩から第一ボタンを渡される綾子。(ちなみに萌えつぶの学生時代には第二ボタンが主流でした。照)疑念にかられているので、受け取りを拒否ります。
身近な事件がだんだん綾子の近くに迫ってきて…。
なんだかんだで(ちょっと端折りましたw)、高校の入学式の時の零の表情がまた怪しいんだわ、これ。含んでる笑顔って言うかさww
綾子、古河先輩に会うべく、公園へ行くんですが、その先にいたのはなんと零で(血まみれでナイフを手にして)。
零 「あーあ…バレちゃった」
小さな悪戯が発覚した時の子供のような言い草に、零の病み具合が垣間見れます。
ここで、思い出す、幼少の頃の二人だけの秘密。埋めた花瓶。
このルートの零にとっては綾子以外は本当どうでもいい感じで。自分をないがしろにした父親と同じ道を歩いていることに気がついているのかどうか。
自分のものにならないなら、この手で…。
零、そんなことじゃだめだッ!
あの時、先生にさえ、会えていたなら!
人生、視野が狭くなって、一人の人間に依存しちゃうと、本当駄目ですね。共依存で幸せなカップルならまだいいですが、たいていは破綻しますからね。
世話になっている(大好きな)綾子父母のことを考えなかったのか。それとも、綾子を亡き者にした後、自分が伊藤家の養子に入ることで、伊藤家の本当の一員になることができ、零的にはそれはそれでよかった…のか。
バッドの真相編で、竜也がいう一言。
竜也 「…あいつ(綾子)なら、きっと分かってくれる」
この一言が切ないですね。だって、綾子はわかるような利発な子じゃないんですよ。所詮にぶちんですから。嗚呼、先輩ご愁傷様。
このバッドを体験すると、タイトル画面が恐ろしいことになりますw 綾子、まさに、魔王零に囚われのお姫様みたいな感じで。切なさを引き出している感じが嫌いじゃないです。
まぁ、何はともあれ、これはバッドですからね。やるせないです。零君の恋を是非成就させて上げましょう。で、ここから本格的ラブラブ零君語りに入りたいと思います。え
花瓶を割るシーンで、素直に郷田先生の所に謝りに行くと、ここで、零の人生に多大な影響を与える先生に出会います。
この先生、誤解を受けやすい先生なのか、わざとそうしているのか、生徒に恐がられています。萌えつぶもリアルだと近づかないですね、恐い先生は。w
でも、この先生、零の境遇を全て理解した上で、接してきます、いい意味で。夢のない零をわざと挑発して、大切な人と一緒にいるために、視野を広げろ、と。
物凄いいいことを言っているんですけど、萌えつぶの目が涙で…
ええ先生やッ!(ノ◇≦。)
先生と一緒に夕日に向かって走りたいですね。え
萌えつぶ、先生の台詞があまりにも良くて、全文掲載したいんですけどね。w
郷田「視野の狭い人間は大概相手も自分の世界に引き入れようとする。しかも失敗した時は他に道が作れないから、全部が終わったような気になって相手を攻撃し始める。」
先生、全ヤンデレキャラを諭すようなこと、言っちゃってます。w 零父、ここで反面教師として役立ってくれました。
この先生のおかげで、零はちょっとまともに育ちます。
リコ 、綾子と(零をめぐって)殴り合ってすっきりして、友情成立って、どんなスポ根ですかwww これ、そんなゲームじゃないんですけどwww
Badでは確か、零は綾子にだけ優しかったですけど、Good方面では綾子にだけ意地悪です。
なんか、正反対の態度なんですけど、どちらもおいしいですよね。イイゾモットヤレwww
グッド方面でも古賀先輩はヒーローなんですけど、ここでは零が出張ってきて、古賀先輩と友情のようなものを育みます。ここでも、郷田先生、お役立ちで。
ヒーローと魔王の結託。
恐いものなしですね。w
零 「君(綾子)を助けてくれたお礼も言わないとね。」
大 「うそくせ」
この間髪入れない大ちゃんの突っ込みがねぇ、もうwww まぁ、雑魚はすぐ魔王の返り討ちに遭うわけですが。
零、古賀先輩といい雰囲気を作りつつも、牽制。…どころが、逆に古賀先輩の綾子への気持ちを引き出しちゃいます。www でも、にぶちん綾子、二人の好意にやっぱり気付かず。www
夜零の部屋に行くんですが、ここで零の今後を決める重大な選択肢が。
「落ちついた雰囲気の人が好き」
→ いじわる彼氏(独占欲強め)誕生。(黒髪ストレート)

「自信にあふれた人が好き」
→俺様ヤンデレ誕生。(金髪パーマ) (ヤンデレ率が2割り増しくらいになると思います。)
(あと、モデルになる選択肢も選ばないとだめなのかな…。)

朝の登校時、零の態度がおかしいことに気付いた古賀先輩、綾子に忠告します。ニブチン綾子だけじゃ、気がつかなかっただろうな。
古賀先輩との友情も物凄く重要なファクターですね。
綾子は綾子なりに、零のことが心配で、零の心の壁を崩そうと頑張ります。思わず応援したくなりますね、綾子のこと。しつこく綾子に問われることに、声色の変わる零。そして、心情吐露。零過去を受け入れた綾子を前に、ついに零の心の壁決壊。
ここ、なんか深いですよねぇ…。「姫と騎士」の物語を絡めた告白がまたいいんだわ。ニヨニヨ
真摯な零の告白が、やっとにぶちん綾子の心に染み入ります。(よかったな、前回みたいにスルーされなくて。)
でも、真の両思いになるのはもうちょっと後の話で。
…どれだけ焦らすのよwww
生理になった綾子に対して、古賀先輩は慌てふためいて、綾子を膝の上(?)に乗せてくれますが、さすが、零君は一味違います。
零 「これで俺の子が生めるようになった」
中学生の台詞かよッwwwww 体を温めるために、ベッドの中で添い寝してくれます。
零 「好きになって…ごめん」
なに、この台詞。切ない!常にマイナスの感情に支配されている自分のことを醜いと思っている零。いまだに零の中で幼少の出来事が消化し切れていないですからねぇ。涙
綾子、早く優しく包み込んであげなよ。ベッドの中だし、シチュエーション的にはOKのはずだッ!
ッは!Σ(゚д゚;)
ぜ、全年齢だった…。OTL
そして、さくっと、卒業式のシーンに進みます。えー
零、綾子のために第一ボタンを取っておいてあげます。綾子のスカーフとの交換で、めでたく初々しいカップル誕生♪
零 「どうしよう。俺嬉しすぎてどうにかなりそう。」
うん、萌えつぶも零が嬉しいと、嬉しくなっちゃう。↑↑↑ニヨニヨニヨニヨ
高校に入ってから、零の外見が変わるんですけど、黒髪ストレート版はいいとして、急に金髪パーマになられると、この不良息子がッ!( ゚Д゚)㌦ァ!!って気になります。w
この金髪版がまた、モテまくるんですが、告白するモブ女子をバッサーと切ります。お前、ザンテツケン保持者かよ、って言うくらいに。www
まぁ、その相手というのも、綾子に意地悪してた子ですからね。小気味がいいっていっちゃぁ、いいですが。ww
零が叩っ斬るのは、綾子に優しくない女子だけのようですが。本当か?綾子以外は結構ばっさり斬ってそうですけど。w
3ヶ月の出張に出る際、家に年頃の男女が二人っきりで心配な父。
綾子父 「ちゃんとアレの時にアレはしているのか。」
父よ、ぼかすことで逃げちゃだめだwww
黒髪零は言います。
零 「俺は大学を卒業するまでそういう関係になるつもりはありません」
ここに聖者零光臨。いくらこれが全年齢対象だからって…そんな遠慮しなくたって・・・。公;え
さすがの綾子、父も突っ込みますwww 本当理解力のある父だな。
零、将来を見据えての発言なのか、ちょっと潔癖ですよね。
確実に子供が欲しい=子育ても視野に=育てる環境が必要=双方の気持ちも確実に準備が出来ていなくちゃいけない=避妊も確実じゃない=じゃぁ、就職するまで(大学を出るまで)一切手を出さない
…なんか、萌えつぶ、自分が貞操観念の低い人間に思えてきました…。OTL
そんな二人が二人きりでいちゃこらをするのは、しびれた足のつつきっこですね。( ´艸`)ホホエマシス
金髪零はチャラさも加味されているので、
(父不在の間に手を出すのかどうかの問いに対し)
零 「はいの否定の否定の否定の否定の否定の否定です。」
…ん?
wwwwwこれって、「はい」じゃね?wwww やば、パパさん、綾子、すぐに零に食べられちゃうよwwww
自分で言ったこととはいえ、モデル関係の付き合いで夜遅く帰ってくる零に嫉妬する綾子。綾子の嫉妬ってまだまだ可愛いものです。零のに比べると(しかも金髪零は強暴で)。w
寂しくて、つい禁句の別れを口にしてしまう綾子に、絶対零度の零。襲います。
これ、誤解なんだよなぁ。怒りながらも、零がまだ綾子のことを聞く耳を持っていて良かった。じゃなかったら、綾子の手足はなくなって、零の介護なしじゃ生きられない体に…!ヒィィィィィ (゚д゚;)
でも、お仕置きっぽく、ヤラれちゃうんですけどね。w
次の日、古賀先輩の試合観戦。大ちゃんとリコは付き合っていたんですね。
(大ちゃんの家に行きたいというリコに対して)
大 「たまには健全な遊びがしたいじゃん。」
リコ、肉食系でした。w 草食系の黒髪零とはこれまた正反対なwww
綾子が、古賀先輩のことをかっこいいと言っただけで嫉妬する零。
零 「浮気したら…殺すから。」
喉を優しげになで続けながら。
ヒィィィィィィィ Σ(゚д゚;)
顔も、怒ってる~!!www
零 「な~んちゃって」
が冗談には聞こえない件。w
リコが暴行されて以来、大ちゃんが小型犬から(番犬的意味の)狼になったのは、悲しいですね。やっぱり暴行は受けた本人のみならず、周りにも悪影響を及ぼすもので。リコが気丈なのが何よりですが。
なんだかんだwで、綾子が暴漢に襲われた際、零と古賀先輩に助けられ、犯人も、二人の手柄で逮捕。物語は一気に終結に。
すいません、事件の核の部分は一気に端折りました。www
犯人に判決が下り、零の憑物が落ちてよかった。
高校の卒業式の日の、黒髪零のスチルがまた… 零、姫に忠誠を誓う騎士のように肩膝をついて、ここで、姫と騎士役やっと交換です。
黒髪版では、零は弁護士になっています。金髪版は、海外にも進出している人気モデル、ですね。
金髪零も相変わらず強引なエンディングでよかったです。
_______________________________
サスペンスなので、核心に触れず(ってか、ほぼばっさり端折ったというかw)、萌え部分だけを抽出したつもりですが。w
唯一の心残りとしては、同居モノにありがちな寝込み襲い系がなかったことですね(あ、あの生理の時が唯一寝込みでしたか)。すいません、これは萌えつぶの個人趣味です。w
Diaryは攻略キャラが一人なので、さくっと終わります。全部で(既読スキップありで)6~7時間くらい?平日遊ぶにも手ごろで、ストーリーは王道感がありますけど、上手くまとまっていると思います。
ちょっと乙女ゲームを遊びたいなぁ。でも、ただ甘いだけじゃちょっとイヤだなぁ・・・って乙女にお勧めできます。(でも、声の演技に注目されてる乙女達の評価が厳しいので、ご自身の判断でよろしくお願いいたします。)
また、ストーリー補完(というよりは更なる肉付け)として、公式サイトで、ミニボイスドラマを堪能することが出来ます。
2013年も、萌え語りを楽しんでいきたいと思いますので、よろしくお願いいたしますね。
乙女の皆様、明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたしますね。
早速ですが、萌えつぶの大好きなブランドOperettaより「Diary」の一人ごち感想という名の駄文の続きです。
タイトル:Diary
ジャンル:サスペンス恋愛AVG [全年齢]
発売日:2010年12月29日 イベント先行販売 (一般販売:2011年2月25日)
価格:(ダウンロード販売価格)1,800円(税込) (パッケージ版ロットアップ。ちなみにパッケージ版の定価 2100円)
対応OS:日本語版Windows98/Me/2000/XP/Vista/7

(Operetta公式サイト。安心全年齢対応サイトです。)
このDiaryですが、既にパッケージ版はロットアップしているので、市場に出回っているパッケージ版は価格高騰しているようです。DL版は公式サイトやその他DLサイトからダウンロードできます。
このゲームの特徴は、そのタイトルが示している通り、間間に主人公ちゃんの日記が挿入されてくることですね。でも、途中でぶち切れて、シーンが始まるので、ちょっと戸惑いました。w
バッドって、どのくらいバッドなのか、乙女自身の心が大丈夫なのか、気になるところですよね。萌えつぶは、バッドを含めて全て知った上で、心に耐性をつけつつ、作品購入を考えるので、バッドの内容も知りたいタイプです。ってことで、以下さっくりバッドも込みで一人ごちりたいと思います。
零君、サスペンス系ヤンデレですので、それを踏まえた上で、恐いのはイヤ、血を見るのはイヤ、(全年齢対象的)ちょいグロもだめ、という乙女は回れ右でよろしくお願いいたします。(ゲームの特性を生かすため、極力重大なネタバレは避けたいのですが、ゲーム内容を萌え語るためには、ちら出しせざるをえないかなぁ…なんて思っています。すいません)
Good End
勝利の女神
(黒髪)弁護士エンド。
騎士の鎖
(金髪)世界のモデルエンド。
Bad End
End0 「If」
もしも、の話。僕だけをみてよ、エンド。
壊れた世界
復讐エンド。今度は俺がお前を守るから。
物語は、綾子達の子供時代(小学3年)から始まります。
綾子と零の子供の頃が、これまた可愛いんだわ。ニヨニヨニヨニヨ 大ちゃん、子供の頃から、零のことを
この話の二大軸として、「お姫様と騎士」の物語と零の過去がありますが、跳ねっ返りの綾子が騎士で、零がお姫様なんですね。(出会い当初、綾子が零を女の子だと勘違いしているからでしょうが。w)そんな綾子のごっこ遊びに付き合ってあげる零は心優しい子なんですよねぇ。
天真爛漫で育った綾子だから、零も惹かれたって言うか、綾子も可愛いんだよ、本当に。幼いながらも、零の孤独を包み込む優しさを持っているんですね。にぶちんだけど。
って、綾子、早速幼い零をひん剥いて、丸裸にww SHO☆TA☆ですが、画像はないですよ。w その無邪気な天然に零はのちのち苦労しそうです。(それ以上に策士な面も零にはあるから大丈夫か。w)
大ちゃんが綾子に近づこうとしていたので、零、わざと(綾子の注意を引くため)仮病を使います。…小3なのに、やるな、こいつ。ニヨニヨ
この時、花瓶を割ってしまうんですが、バッドへの条件として(たぶん)、この花瓶を埋めるか埋めないかが重要だと思います。(郷田先生に会うのかどうかが重要なポイントの一つです。)
小学校5年にして、零を挟んだキャットファイトに。この時、弟として好き、というと、零の寂しげな表情が。零は「僕は好きだよ」と綾子に告白するんだけど、乙女ゲー特有の鈍い子には通じなくて。でも、零の告白はきゅんとなったw
子供に無関心の零の父に、綾子父の鉄拳が飛びます。零父もヤンデレです。零は母の美貌と父のヤンデレ成分を受け継いでいたんですね。育児拒否は立派に通報可能と思いますよ。
綾子父「痛みに慣れては駄目だ。それは人の心を殺す」
零、父親には恵まれなかったけど、本当いい人に出会えたね。涙 こんな言葉を出せる綾子父の過去が気になりますが。
この件をきっかけに、零、伊藤家に本格的に同居しだします。年頃の娘を持った父母にしては、十分すぎるくらい理解のある行動に驚いていますが、とても温かい気分になります。
中学生になった二人も可愛いんだな。
綾子にちゃん付けを止めてほしくて、呼び捨てにするまでわざと無視する零。綾子もだんだん零のことを意識し始めたような…し始めていないような…。ニヨニヨ
綾子に他の男が近づかないように零が事前に排除してきたせいか、綾子、自分がどれだけモテるのか、気がついてません。
でも、ちょっと零が目を離した隙に、綾子、赤レンジャー(いや、黒レンジャー?)古賀先輩と出会います。零、ご愁傷様w
戦隊モノが好きな綾子と意気投合した古賀先輩に、綾子が恋心を持つのも自然ですね。戦隊モノ好きな、一匹狼の不良、古賀竜也。これは、惚れるよねぇ~。ww
それにしても、大ちゃん、駄菓子屋に万札持っていくのは、駄菓子屋のおばちゃんもおつりに困ると思うよ。
生徒会で忙しい零に対して、
綾子 「つらくなったら、綾子のところに逃げてくればいいよ。」
零 「…そこに場所はあるのかな」
こ、この時の言い方が、またちょっと低めで。(///∇//)キャー
小さい頃からずっと好きなのに(しかも本人に告白済)、華麗に無視され、他の男に取られたら、そりゃ、ヤンデレじゃなくても、思うところがあるわけですよ。
古賀先輩がヒーローなら、零は魔王。ww どの道、味方にしたら頼もしい存在には変わりないですけど。バッドでは、この意味が本当よくわかります。w 本ゲームでは、その魔王の方が攻略対象ですからね。w
生理になったことまで、古河先輩に言わなくてもww 腰を冷やしちゃいけないのは最もだけど、自分の足の間に座らせてくれます。もう、二人ともいい雰囲気で。魔王のお膝元で、初々しいカップルの誕生です。ギャーw
綾子がほのかな恋心を育てているうちに、周りには不穏な事件が起こります。
古河先輩、零の異常さに気がついているんでしょうか。
竜也「俺は独占欲が強いから、きっとお前を連れて行こうとする誰かがいたら…そいつのこと殺しちまうかもな」
これは、ヒーローの台詞じゃなくて、魔王の台詞ではないですか!w 古河先輩は、どう転がってもヤンデレキャラにはなれないですよ。いや、むしろなっちゃいけないですよ。零と対照的な位置にいてこその魅力だと思っていますから。
この一言が、綾子の中に古賀への疑念を抱かせることになります(零が巧みに利用するんですね、この台詞を)。
中学の卒業式の日、古賀先輩から第一ボタンを渡される綾子。(ちなみに萌えつぶの学生時代には第二ボタンが主流でした。照)疑念にかられているので、受け取りを拒否ります。
身近な事件がだんだん綾子の近くに迫ってきて…。
なんだかんだで(ちょっと端折りましたw)、高校の入学式の時の零の表情がまた怪しいんだわ、これ。含んでる笑顔って言うかさww
綾子、古河先輩に会うべく、公園へ行くんですが、その先にいたのはなんと零で(血まみれでナイフを手にして)。
零 「あーあ…バレちゃった」
小さな悪戯が発覚した時の子供のような言い草に、零の病み具合が垣間見れます。
ここで、思い出す、幼少の頃の二人だけの秘密。埋めた花瓶。
このルートの零にとっては綾子以外は本当どうでもいい感じで。自分をないがしろにした父親と同じ道を歩いていることに気がついているのかどうか。
自分のものにならないなら、この手で…。
零、そんなことじゃだめだッ!
あの時、先生にさえ、会えていたなら!
人生、視野が狭くなって、一人の人間に依存しちゃうと、本当駄目ですね。共依存で幸せなカップルならまだいいですが、たいていは破綻しますからね。
世話になっている(大好きな)綾子父母のことを考えなかったのか。それとも、綾子を亡き者にした後、自分が伊藤家の養子に入ることで、伊藤家の本当の一員になることができ、零的にはそれはそれでよかった…のか。
バッドの真相編で、竜也がいう一言。
竜也 「…あいつ(綾子)なら、きっと分かってくれる」
この一言が切ないですね。だって、綾子はわかるような利発な子じゃないんですよ。所詮にぶちんですから。嗚呼、先輩ご愁傷様。
このバッドを体験すると、タイトル画面が恐ろしいことになりますw 綾子、まさに、魔王零に囚われのお姫様みたいな感じで。切なさを引き出している感じが嫌いじゃないです。
まぁ、何はともあれ、これはバッドですからね。やるせないです。零君の恋を是非成就させて上げましょう。で、ここから本格的ラブラブ零君語りに入りたいと思います。え
花瓶を割るシーンで、素直に郷田先生の所に謝りに行くと、ここで、零の人生に多大な影響を与える先生に出会います。
この先生、誤解を受けやすい先生なのか、わざとそうしているのか、生徒に恐がられています。萌えつぶもリアルだと近づかないですね、恐い先生は。w
でも、この先生、零の境遇を全て理解した上で、接してきます、いい意味で。夢のない零をわざと挑発して、大切な人と一緒にいるために、視野を広げろ、と。
物凄いいいことを言っているんですけど、萌えつぶの目が涙で…
ええ先生やッ!(ノ◇≦。)
先生と一緒に夕日に向かって走りたいですね。え
萌えつぶ、先生の台詞があまりにも良くて、全文掲載したいんですけどね。w
郷田「視野の狭い人間は大概相手も自分の世界に引き入れようとする。しかも失敗した時は他に道が作れないから、全部が終わったような気になって相手を攻撃し始める。」
先生、全ヤンデレキャラを諭すようなこと、言っちゃってます。w 零父、ここで反面教師として役立ってくれました。
この先生のおかげで、零はちょっとまともに育ちます。
リコ 、綾子と(零をめぐって)殴り合ってすっきりして、友情成立って、どんなスポ根ですかwww これ、そんなゲームじゃないんですけどwww
Badでは確か、零は綾子にだけ優しかったですけど、Good方面では綾子にだけ意地悪です。
なんか、正反対の態度なんですけど、どちらもおいしいですよね。イイゾモットヤレwww
グッド方面でも古賀先輩はヒーローなんですけど、ここでは零が出張ってきて、古賀先輩と友情のようなものを育みます。ここでも、郷田先生、お役立ちで。
ヒーローと魔王の結託。
恐いものなしですね。w
零 「君(綾子)を助けてくれたお礼も言わないとね。」
大 「うそくせ」
この間髪入れない大ちゃんの突っ込みがねぇ、もうwww まぁ、雑魚はすぐ魔王の返り討ちに遭うわけですが。
零、古賀先輩といい雰囲気を作りつつも、牽制。…どころが、逆に古賀先輩の綾子への気持ちを引き出しちゃいます。www でも、にぶちん綾子、二人の好意にやっぱり気付かず。www
夜零の部屋に行くんですが、ここで零の今後を決める重大な選択肢が。
「落ちついた雰囲気の人が好き」
→ いじわる彼氏(独占欲強め)誕生。(黒髪ストレート)

「自信にあふれた人が好き」
→俺様ヤンデレ誕生。(金髪パーマ) (ヤンデレ率が2割り増しくらいになると思います。)
(あと、モデルになる選択肢も選ばないとだめなのかな…。)

朝の登校時、零の態度がおかしいことに気付いた古賀先輩、綾子に忠告します。ニブチン綾子だけじゃ、気がつかなかっただろうな。
古賀先輩との友情も物凄く重要なファクターですね。
綾子は綾子なりに、零のことが心配で、零の心の壁を崩そうと頑張ります。思わず応援したくなりますね、綾子のこと。しつこく綾子に問われることに、声色の変わる零。そして、心情吐露。零過去を受け入れた綾子を前に、ついに零の心の壁決壊。
ここ、なんか深いですよねぇ…。「姫と騎士」の物語を絡めた告白がまたいいんだわ。ニヨニヨ
真摯な零の告白が、やっとにぶちん綾子の心に染み入ります。(よかったな、前回みたいにスルーされなくて。)
でも、真の両思いになるのはもうちょっと後の話で。
…どれだけ焦らすのよwww
生理になった綾子に対して、古賀先輩は慌てふためいて、綾子を膝の上(?)に乗せてくれますが、さすが、零君は一味違います。
零 「これで俺の子が生めるようになった」
中学生の台詞かよッwwwww 体を温めるために、ベッドの中で添い寝してくれます。
零 「好きになって…ごめん」
なに、この台詞。切ない!常にマイナスの感情に支配されている自分のことを醜いと思っている零。いまだに零の中で幼少の出来事が消化し切れていないですからねぇ。涙
綾子、早く優しく包み込んであげなよ。ベッドの中だし、シチュエーション的にはOKのはずだッ!
ッは!Σ(゚д゚;)
ぜ、全年齢だった…。OTL
そして、さくっと、卒業式のシーンに進みます。えー
零、綾子のために第一ボタンを取っておいてあげます。綾子のスカーフとの交換で、めでたく初々しいカップル誕生♪
零 「どうしよう。俺嬉しすぎてどうにかなりそう。」
うん、萌えつぶも零が嬉しいと、嬉しくなっちゃう。↑↑↑ニヨニヨニヨニヨ
高校に入ってから、零の外見が変わるんですけど、黒髪ストレート版はいいとして、急に金髪パーマになられると、この不良息子がッ!( ゚Д゚)㌦ァ!!って気になります。w
この金髪版がまた、モテまくるんですが、告白するモブ女子をバッサーと切ります。お前、ザンテツケン保持者かよ、って言うくらいに。www
まぁ、その相手というのも、綾子に意地悪してた子ですからね。小気味がいいっていっちゃぁ、いいですが。ww
零が叩っ斬るのは、綾子に優しくない女子だけのようですが。本当か?綾子以外は結構ばっさり斬ってそうですけど。w
3ヶ月の出張に出る際、家に年頃の男女が二人っきりで心配な父。
綾子父 「ちゃんとアレの時にアレはしているのか。」
父よ、ぼかすことで逃げちゃだめだwww
黒髪零は言います。
零 「俺は大学を卒業するまでそういう関係になるつもりはありません」
ここに聖者零光臨。いくらこれが全年齢対象だからって…そんな遠慮しなくたって・・・。公;え
さすがの綾子、父も突っ込みますwww 本当理解力のある父だな。
零、将来を見据えての発言なのか、ちょっと潔癖ですよね。
確実に子供が欲しい=子育ても視野に=育てる環境が必要=双方の気持ちも確実に準備が出来ていなくちゃいけない=避妊も確実じゃない=じゃぁ、就職するまで(大学を出るまで)一切手を出さない
…なんか、萌えつぶ、自分が貞操観念の低い人間に思えてきました…。OTL
そんな二人が二人きりでいちゃこらをするのは、しびれた足のつつきっこですね。( ´艸`)ホホエマシス
金髪零はチャラさも加味されているので、
(父不在の間に手を出すのかどうかの問いに対し)
零 「はいの否定の否定の否定の否定の否定の否定です。」
…ん?
wwwwwこれって、「はい」じゃね?wwww やば、パパさん、綾子、すぐに零に食べられちゃうよwwww
自分で言ったこととはいえ、モデル関係の付き合いで夜遅く帰ってくる零に嫉妬する綾子。綾子の嫉妬ってまだまだ可愛いものです。零のに比べると(しかも金髪零は強暴で)。w
寂しくて、つい禁句の別れを口にしてしまう綾子に、絶対零度の零。襲います。
これ、誤解なんだよなぁ。怒りながらも、零がまだ綾子のことを聞く耳を持っていて良かった。じゃなかったら、綾子の手足はなくなって、零の介護なしじゃ生きられない体に…!ヒィィィィィ (゚д゚;)
でも、お仕置きっぽく、ヤラれちゃうんですけどね。w
次の日、古賀先輩の試合観戦。大ちゃんとリコは付き合っていたんですね。
(大ちゃんの家に行きたいというリコに対して)
大 「たまには健全な遊びがしたいじゃん。」
リコ、肉食系でした。w 草食系の黒髪零とはこれまた正反対なwww
綾子が、古賀先輩のことをかっこいいと言っただけで嫉妬する零。
零 「浮気したら…殺すから。」
喉を優しげになで続けながら。
ヒィィィィィィィ Σ(゚д゚;)
顔も、怒ってる~!!www
零 「な~んちゃって」
が冗談には聞こえない件。w
リコが暴行されて以来、大ちゃんが小型犬から(番犬的意味の)狼になったのは、悲しいですね。やっぱり暴行は受けた本人のみならず、周りにも悪影響を及ぼすもので。リコが気丈なのが何よりですが。
なんだかんだwで、綾子が暴漢に襲われた際、零と古賀先輩に助けられ、犯人も、二人の手柄で逮捕。物語は一気に終結に。
すいません、事件の核の部分は一気に端折りました。www
犯人に判決が下り、零の憑物が落ちてよかった。
高校の卒業式の日の、黒髪零のスチルがまた… 零、姫に忠誠を誓う騎士のように肩膝をついて、ここで、姫と騎士役やっと交換です。
黒髪版では、零は弁護士になっています。金髪版は、海外にも進出している人気モデル、ですね。
金髪零も相変わらず強引なエンディングでよかったです。
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サスペンスなので、核心に触れず(ってか、ほぼばっさり端折ったというかw)、萌え部分だけを抽出したつもりですが。w
唯一の心残りとしては、同居モノにありがちな寝込み襲い系がなかったことですね(あ、あの生理の時が唯一寝込みでしたか)。すいません、これは萌えつぶの個人趣味です。w
Diaryは攻略キャラが一人なので、さくっと終わります。全部で(既読スキップありで)6~7時間くらい?平日遊ぶにも手ごろで、ストーリーは王道感がありますけど、上手くまとまっていると思います。
ちょっと乙女ゲームを遊びたいなぁ。でも、ただ甘いだけじゃちょっとイヤだなぁ・・・って乙女にお勧めできます。(でも、声の演技に注目されてる乙女達の評価が厳しいので、ご自身の判断でよろしくお願いいたします。)
また、ストーリー補完(というよりは更なる肉付け)として、公式サイトで、ミニボイスドラマを堪能することが出来ます。
2013年も、萌え語りを楽しんでいきたいと思いますので、よろしくお願いいたしますね。
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