現実脳と妄想脳の狭間で。

最近嵌っているモノに対する超個人的所見ブログ。

Category: 【R18G】 INNOCENT GREY > 【R18G】 殻ノ少女

Comment (0)  Trackback (0)

【R18G】 殻ノ少女 十二卵目 まとめ。

今までの記事、実は、遠慮して削りに削ってた(これでも(笑)) でも今日は【殻ノ少女】まとめ感想最後なので一気に言わせてほしい。

「殻の少女」Innocent Grey公式サイトへ。
(Innocent Grey公式サイト。成人描写とグロで年齢制限がありますので、苦手な方、年齢に満たない方のクリックはご遠慮ください。)

本作品、イノグレ製作チームの京極夏彦氏の百鬼夜行シリーズへの愛がびしびし詰まっていましたよね、それこそ(物語の表現を使うならば)偏執的(パラノイア)」。彼の作に触れ、一旦噛み砕いて更地にし、ここまでよく作ったな、と思います。通常のギャルゲであれば、女の子は「攻略対象」という枠で扱われるんですが、このゲームは主人公が男でエチシーンはあるけど、あくまでサイコミステリー、R18ゲ版「魍魎の匣(彼のシリーズの中でこれが一番色濃く特徴が出ていた気がしたので)」なんじゃないか、と思います。「ここ、そのまんまじゃん!www」という箇所もありましたし。ここまで来るなら、両胸に五芒星入りの黒の着流し、黒の足袋に鼻緒だけが赤い黒の下駄、黒の指なし手袋、苦虫を潰しような顔の陰陽師キャラも出しちゃったらいいんじゃないか、CVは京極センセに頼んだらいいんじゃないか、って思いましたもの(センセも美声です)。それは、もしFDが出るなら、リスペクトと笑…ゲフンゲフンを込めて、登場させて欲しいな、と思います。

百鬼夜行シリーズ好きでミステリー好きの方は、類似性に楽しめない方もいらっしゃるかと思いますが(先がわかってしまうという意味で)、萌えつぶはあの世界観が好きなので、時間を惜しみ、ネット社会からちょっと消えるくらいは楽しみましたよ。物語、登場人物の関係性が秀逸なので、このゲームだけでも楽しめると思いますし、これを機に百鬼夜行シリーズに嵌ってみることもお勧めします。萌えつぶ、一押しのシリーズです。このブログで作品感想を取り上げることは…、ないと思いますけど。(あのさいころ本の厚みが…どうも、ね…(・∀・;)苦笑)

この作品のよかった点は、(行方不明のままの人物が出てきますが)事件の真相をうやむやにしていない、ことですね。手取り足取りというわけではないですが、ある程度きちんと説明してくれます。作品的にもやっとして終わることに半ばストレスを感じるのではないかな、と思ったんですが、プレイ後は、心地よい達成感を感じていることに驚きました。その点は、「あれ、どうなった」って、妄想すらも楽しめないくらいプレイヤーに丸投げしてくる作品よりは、後味がいいです。

黒卵ってこのゲームでの重要アイテムなんですけど、箱根温泉にあるんですね、黒い温泉卵。普通の温泉卵より20%旨み成分が増しているらしいです。卵かけご飯をしたら最高なんじゃないかと思います。食べてみたいです。.+゚*。:゚+( ノ∀`)ポッ.+゚*。:゚+

時折出てくる前回の主人公秋五が格好良くて、機知通さんの声が好きで、やっぱり「カルタグラ」を遊びたくなりました(「カルタグラ」では秋五のCVはないですけど)。「PARANOIA」通常版購入を決定したので、遊ぶのが楽しみです。(〃ω〃)ホクホク

もう、なんか、これ、全員近親相 姦でいいんじゃない?っていうくらい、家族内でヤッていましたね。一家に一回、みたいな(笑)

この作品の楽しみ方のひとつに、プレイ後あれこれ考えて遊べると言うことがあります。以下、萌えつぶ的「殻ノ少女」考察編を掲載。真犯人?何それ、おいしいの?と言う程に実名表記があります。本編で語られている部分と萌えつぶが妄想している部分に区別をつけていないので、本作に興味がある方はプレイ後、一緒に考察しながら遊んで頂けたら幸いです。よろしくお願いいたします。こまけぇこたぁいいんだよって言わないと、六識先生の診察時間が始まりますからッ!!ΣΣ(゚д゚lll)




【時坂家】

○ 玲人 玲人は、目がエノさんだったり、趣味中禅寺だったり、ある意味憑き物落しまでやっちゃうし、関口君のように彼岸にまで逝っちゃうある意味百鬼夜行メインキャラクターを詰め込んだ印象です(笑) 「クロウカシス」の主人公智士よりは好きなキャラでした。過去に未だ癒えない傷を抱えている弱い(どうしようもない)大人の男。女心をもてあそぶ憎いあんちくしょう(笑) 「虚ノ少女」では高橋がならないさんが声を当てているようなので、萌えつぶの脳内CVはし様(ご本家のニックネームを考えたらこんな感じですかね)で再生されていました。途中、作中の学生がJCだと気づいてからは、この人、中坊に扱える相手ではないでしょうに…(=`ェ´=;)ゞ、と思いながらのプレイでした。中学生に手を出す30歳。これが一気に(萌えつぶ的に)玲人の魅力を引き下げたんですが…=公=;苦笑 知らなければ好きでした。いや、あの、せめて櫻羽女学院を高等学校にして頂きたかった。たぶん「殻ノ少女」製作時には高校生設定だったと思うんだよ。でも、続編「虚ノ少女」は2年後だから、紫が卒業したら、制服率が下ることを懸念したのか、「虚ノ少女」で「高等部」を登場させたのかな(当初から三部作予定だったとすれば、最初から櫻羽女学院は中学校で、映倫的な審査機関の目を搔い潜るために敢えて登場人物の年齢をぼかした、とか(笑))。萌えつぶも、好きですけどね、制服(笑) 秀逸だなぁと思ったのが、「殻ノ少女」では具体的年齢表記がどのキャラもなかった…んですよね、確か。いやぁ、驚きました。

○  - 彼女、家事と蟲以外の事については本当に無知で、序盤、真剣に鯉が池で溺れていると思っていた彼女の言動には一瞬理解力が付いていけませんでした(笑)兄のコントロール術に長けているかと思いきや、数歩下ったところで兄の行動を見守り、時に抑止力にもなって、本当いい妹ちゃんでした。紫ちゃんって、玲人に、兄以上の感情を抱いているよね(あの着物の肌蹴具合といい)。続編に行くにつれて、彼女達兄妹が禁忌の世界に入らない事を祈るよ。きっかけは、幼少の頃に、兄と由記子さんの情事を目撃していたことだと思うんだよね(そんな描写はなかったけども)。その時から、兄に対する想いが淡くも変わっていったんだと思う。でも、紫から一線を越える勇気はないし、まともな精神状態の玲人なら、きっと受け付けない、と思う。でも、玲人は「弱い人間」だから、この先この二人がどうなってしまうのか…。ただただ二人が狂わないで欲しいと思うしかないです。(でも妹枠は需要があると思いますし、選択肢次第では今後そんな展開もあっちゃうのかな、と思ったので(笑))

【玲人と冬子】

周りがあまりにも「殻ノ少女パラノイア」に囚われていくので、つい冬子を「特別視」してしまうんですが(彼女はそんな不思議な魅力を持った女の子なんでしょうが)、この物語を進めていくうちに忘れてしまう、冬子だって、「普通の女の子」だということなんですよね。

他の人が、冬子の預かり知らぬところで、彼女を神聖化する中、玲人だけは、彼女を【普通の女の子】として扱っていたことは興味深かったですね。彼女が求めていた「欠けた存在」、それが、玲人だったのでしょう。この二人だけは、今でも「プラトニック」貫いて欲しかったよなぁ…と思っています。初めてで青KANで事後処理までさせちゃって…ああ、思い出しただけで、玲人、最低(笑) 体を繋げたとたん、この二人の関係が陳腐なものに思えたことは否めませんでした。(・∀・;)苦笑 ギャルゲだからそういう展開が売りなんでしょうけど(むしろそっちが本筋なんでしょうけどw)、シチュエーションが…どうなんでしょう…。男性のみなさんの意見を聞きたいです。この最初の二人のシチュエーションはありなのか、どうか。萌えつぶはロマンチシズムに走る気はさらさらないですが、もっと冬子ちゃんを大切に扱ってよ、ヒロインなんだから!と思いました。そういえば、イノグレの特別枠ヒロインって結構主人公に雑な扱いを受けていますよね。「クロウカシス」では、詩音は智士にグーパンレイプされていたしな(笑)。というか、イノグレ主人公がKZなのか?(笑)

【瑠璃の鳥】

これは、作中冬子が描いていた絵のタイトルなんですが、玲人と一線を越え、鉛筆をもらった先のエンドで見ることができます。一番玲人との関係がある意味濃かったルートですね。(プラトニックな関係が良かったけど←しつこい) 瑠璃の鳥がまさに殻から飛び立とうとしているそんな絵です。他のルートでは冬子、自分で鉛筆を買っていたんですけど、絵の完成は見てないんですよね。玲人に買ってもらった鉛筆で完成させたっていうのがなんだか感慨深いですね。人の出生と言うのは、一生付いて回るものだと思います。「そこから自由になれるかどうか」というのは、本人の気持ち次第で。ただ、冬子を「ただの冬子」として(同じ弱い人間である)玲人がみてくれたからこそ、その瞬間だけでも 彼女は「解放」されていたんじゃないかな。最終巻では、玲人がこの数奇なパラノイアから開放されて欲しいな、と願わずにはいられません。大団円プリーズ(笑)

【朽木家】

萌えつぶ、物語としての近親相姦は受け付けられるので、父も兄も、妹のことを「女」として愛していたのではないかと思うんですが。

○ 靖匡 - 妻を亡くしてから、妻に似て美しい娘に妻の面影を見出して(ry そういった意味では息子を疎ましく思っている。だから、あわよくば、息子と冬子がそのままくっついてしまえばいいと思っている。(それも視野に入れての養子縁組だったら…怖い、このおっさん。まぁ、違うと思うけど。この「文彌&冬子夫婦説」は彼が一緒に過ごしているうちにたどり着いた考えかと思います。)

○ 文彌 - 歪んだ愛情を妹に向けている。そしてそれが全てを狂わせた、と言っているが、この人、絶対後悔とかはしていない。むしろ、まだ妄執に近い愛情はある(と萌えつぶは思っている)

○ 千鶴 - 自分のしたことで兄の夢を断ち切ってしまった罪悪感と、もともと持っていた思慕の感情が、兄の狂気に触れ、近親相姦の道を辿ったのか、近親相姦の末の妊娠に動揺して、事故で兄を傷つけてしまったのか、謎。(Wikiでは後者で説明されていましたけど。【END1】直前の兄妹の告白より、あれ、どっちが先かな、と思ったので) でも、文彌って、外科医になることにそんなに執着していた描写がなかったので、もしかしたら、その事故で妹の心が自分から離れなくなったことにほくそ笑んでいたのかもしれない、と考えたら、この兄にも萌えるのです← この兄の狂気(とも呼べるかわからない妹に対する禁忌の感情)は本編中では一言触れるのみで、語られていませんが、彼、物腰の柔らかい「お兄さん」なんですよね。彼が冬子を大切にしているのは、生まれなかった(愛する)妹との子供代わりだからじゃないですかね。彼の中ではやっぱり妹が一番で。冬子(朽木家の跡継ぎ)がいることによって、自分は他の女と子供を作らなくてもいい→いつまでも妹を愛でれる、だから冬子にはいてもらわなくちゃいけないから大切にしている(もちろん家族としても大切には思っているんだろうけれども。) でも、妹の心兄知らず、で、妹は兄の心を占める義理娘に嫉妬を覚えてしまうんですよね。そんな馬鹿な嫉妬をしてしまう妹をも兄はきっと愛おしいと思っていると思うよ、本編では一見草食系男子にしか見えない文彌でもロールキャベツ男子か)

冬子が朽木家に対して「壁」を感じている理由のひとつに、自分が「養子」であることがありますが、それは今まで漠然と感じていた何かを後押しするだけの後付の理由でしかないんじゃないかな…。(たとえ養子であっても、本当の家族以上の仲になることは可能ですからね)。朽木家には、子供が親から受ける無償の愛的なものがないような気がして、こんなことを考えていました。

【水原家】

朽木家が血の繋がっていない親子の象徴なら、水原家は血が繋がっているのに、関係が上手くいっていない母子の象徴じゃないかな、と思います。血が繋がっていようがいまいが、その人間関係に苦労しているところは同じで。朽木家は血が繋がっていなくても、母子の関係を築くことはは可能なんだ、と示しているのに対して、この水原家は血が繋がっていても双方の努力がないと家族でいることすら難しいと言うことを示唆していますね。親だって人間ですもの。子供は確かに親の愛情を試す生き物ですけど、どこかでやっちゃいけないラインというものを知っていないとだめだ、ということですね。もちろんそれは親側にもいえることで。きっと透子は未央の限界を押してしまったに違いなく…。

○ 未央 このお母さんの事件の関わりが一番驚いたかもしれない。苗字だけだと本当どんな関係性かわからなくて。母親か、姉か、とか。いや、Wikiにも書いていたんだけどさ、実際プレイしないとこの衝撃は感じなかったと思います(笑)

この作品、近親相 姦が多すぎるので(笑)、この未央と心像もそんな関係だったのかな、少なくとも、この類まれなる才能を持った偏屈の芸術家の叔父を彼女は尊敬を越えた感情を持ってみていたんじゃないかと思います。でも、自分にはそこまでの才能がないから、それならば、と叔父の助けになるような仕事(顔料精製師)を身に着けたんじゃないかな。現に、あの「卵の殻」はたぶん彼女が原料を作ったものだろうし(もしかしたら心爾作【殻ノ少女】の黒い卵の殻は彼女作かもしれないですね)。そんな彼女が、叔父から「代理母」を頼まれた時、どんな気持ちになったんだろうか。佐伯教頭は、昭和10年頃、心像の女関係が一時期派手で、その時、顔料精製師にも手をつけていたと言ったけど、これはただの噂でしかないと考える。たぶん、この叔父と姪自身は一線を越えていないんだよ、だって心像は敬虔なカトリックだから(この時はまだ”真実の愛(美雪)”以外の体の関係は持たないと思っていた、と考える。だって、この時代、自然の摂理に反する体外受精までして妻との子を持とうとしていたんだから、そこにはやはり美雪への愛があったと考えたいです。ま、その後、美砂と出会ってしまったんだけども。)。そして受け取った愛する叔父の受精卵。そして生んだ「息子」。だから、未央は心爾に対して(母親的な)特別な感情があったのではないか、と思います。一応自分のおなかを痛めて生んだ子供でもあるし。自分の卵子から生まれた娘との上手くいかない関係も、心爾との密な関係を後押ししたでしょうね。

彼女、自分が娘の体を捨てていたこと、どこかで知っていたんじゃないかな。「まさか」と心の中で思いながらも、どこかで終わりの見えない娘との確執からの開放を望んでいたんじゃないか、と思います。朽木家にしてもそうですけど、圧倒的に会話、コミュニケーションが足りないのよ、この親子。=公= シングルマザーだから、常に付きまとう母に対する「男の影」と透子が毛嫌いしていた理由って、実は心爾と未央の仲にも関係があるのかな、と思ったんです。

透子には実のところ、母親に(情夫的な意味での)「男」がいたかどうかはわかっていないんですよね。透子のモノローグで

透子 (母には何時も余所の男の影が付き纏っているかのようだった)

って言っているし。

透子 (母が私を嫌いだから、私も母が嫌いなのだ)
透子 (だから…私が嫌いなものは皆、私を嫌っているに違いないのだ。)

母親を取られる感覚、嫉妬、寂しさ、それがいつしか母親に対する嫌悪、憎悪に変わっていった。その根底には、透子の母親に対する愛して欲しいという気持ち、私を見て欲しいという気持ちが見え隠れしているような気がしてなりません。

これは、萌えつぶの好きな心理描写展開ですが(笑)

なぜ未央が人肉を卵につめたのか。
(作中、人肉卵の件は心爾は知らなかった、としている。未央の単独犯行。)

彼女も「殻ノ少女」に取り憑かれた一人で、彼女にとっての「殻ノ少女」とは当初通りの「聖者の復活・誕生」のイメージで、自分がお腹を痛めて生んだ子(心爾)の罪を少しでも浄化させよう=聖者として生まれ変わらせようとしていたのではないか。あの臭気漂うアトリエに何度も足を運べるくらい、彼女も「向こう側の人間」だったので、これくらい考えていたのかなぁ…と思いました。

【月島織姫】

彼女、今思えば序盤~中盤で殺されちゃうので、結構存在を忘れちゃったりしたんですが← 彼女は自身を取り巻く窮屈な殻を破るために、自分の世界に反旗を翻すために、「シスマ」を作ったんですね。でも、表立っての反逆ではなかったから、彼女は結局自分の殻を根本的な部分で破れなかったんじゃないかな。そして、自分の中途半端な反抗のせいで、志を同じくした「同士」が犠牲に。彼女はもちろんこんなことは臨んでいなかっただろうに。

【間宮家】

○ 心像 - 悲劇の始まりっていうか…。心像もまた取り憑かれてしまったんですね、「殻の少女」に。

心像が美砂に妄執的に傾倒していった背景には、やはり「単為生殖=聖母マリア」の考えがあったからだと考えます。美砂は、才能を惚れ込んだ心像に、自分の生い立ちを話していてもおかしくはないし。彼は敬虔なクリスチャンだから、聖母に対して特別な想いを抱いていてもおかしくはないですよね。その聖母が目の前に現れたりしたら…。

【殻ノ少女】とは。

○ 心像 もとは「聖者の誕生」として作られた。→後「歪んだ心」で作られた歪んだ作品
○ 心爾 「黒い卵」=地獄に落とされても一縷の望みは残っているという、希望の象徴。

心像、(過失かなんかで)美砂殺害に至り(もしくは特殊体質のせいで、美砂は短命だったかもしれない。美砂死後、心像遺体損壊→殻ノ少女製作)、自分は「咎人」となり、「聖者の誕生」の中に救いを求めた。後の【殻の少女】関連絡品(フレスコ画であったり、絵画であったり)は、歪んだ心が生み出した歪んだ作品(心像の【殻ノ少女】パラノイアからの解脱の心境。そのきっかけは失ってしまった自分の家族の存在が関係?)と称するようになった。

【六識家】

○  - END1の前に、疲れていても自宅に帰ろうとする玲人を、彼がなんとしても引きとめようとしたんですよね、冬子が眠る近くの病室で休んでいけばいい、と言って。そして、玲人は見た、魔が差した千鶴の気持ちを。先生、これを玲人に見せることで、玲人に冬子を守って欲しかったんじゃないかな。何回か言ってますよね、「彼女(冬子)には玲人が必要だ」と言うようなことを。玲人なら、冬子をもっとまともな環境に置いてくれる、と信じて。だって、玲人は由紀子に「一緒に赤ちゃんを育てよう」って言った人だから。じゃあ、どうして自分で冬子の面倒を見ようとしないのか、と言ったら、やっぱり自分にとって、冬子の価値は「結果」でしかなく、彼女の中に自身の妹程の価値を見出せなかったんだと思います。

○ 美砂 - 子連れのシングルマザーなんて、当時は生活するのに大変だったろうに、なぜ、美砂は実家に帰らなかったのか。帰りたくない理由が六識家にはあった、と考える。(登場人物のみで考察)

命は精巣の疾患で性行為はできても精子が作られない=子供が出来ない。

玲人:子供出来ない性行為はキリスト教において「罪」ではないのか。
命:「(キリスト教において)性行為は夫婦愛に基づくものであるべし」→自分と美砂との愛は真実だから、なんら問題はない。

↓↓↓
愛する美砂の子供は欲しい。(二人の絆を永遠のものに。他の男の子供なんか生ませない)
↓↓↓
大学でセレスに出会う。
↓↓↓
(セレスの影響でクリスチャンになった命)
キリストが単為生殖で生まれたことにヒントを得て、生物実験を繰り返す。
↓↓↓
昭和17年頃 冬子誕生。美砂(マリア)に冬子(キリスト)を生ませた俺=
↓↓↓
(命の中でいつの間にか)
美砂 真実の愛のある実験体(研究者としての欲が勝った)
セレス キリストの愛を教えてくれた特別な存在。愛情は純粋に誠実な気持ちから生まれた。
↓↓↓
美砂、その事実を知り、出奔。(愛されていても、自分は兄にとってはしょせん被験体。セレスは兄に女として大切にされている。)→傷ついた彼女がたどり着いたのが倉敷(もともと絵の修復師をしていたので、たくさんの蔵書を収めている中原美術館に興味があった(この美術館のおかげでこの一帯は空襲から逃れた))。→自分と連れ子冬子にかけがえのない愛情を注いでくれる人に出会う。(たぶん人生で一番穏やかで幸せな時間)→でも連れ子のため認められない間柄→幸人、出征間際、美砂たちを中原の籍だけでも入れてくれるように父に頼む。→美砂冬子、群馬へ。(幸人戦死) 美砂もまた兄の影響を受け、キリスト教の教えに傾倒している。(美砂、心のどこかで兄が自分達を見つけることを無意識の内に期待していたのかもしれない。)心像に出会い、彼の才能に惚れ込む。彼の絵は宗教画。(セレスの父と靖匡が知り合いだったのなら、心像とセレス父も面識があってもおかしくはない。)
↓↓↓
命、美砂のことを探しつつも、(この時は純粋に)人を救うことに尽力(なぜなら俺は神だから)
↓↓↓
命、【殻ノ少女】の存在を知り、美砂に起こった出来事を感知。今まで抑えていた感情が一気に膨れ上がる。
↓↓↓
自分は人間で神ではない、と言いつつも、キリスト教の断罪者として六識事件を始める。キリスト教にとって、堕胎は大罪。
↓↓↓
心爾との出会いで、長い時間をかけて、間宮心像への復讐開始。

たぶん、この単一生殖がきっかけで、少しずつ六識命の感覚が向こう側に逝ってしまったのではないか、と考える。

○ もしくはもともと何でもトップクラスで出来た命のことだから、唯一にして最大の欠点が、男の沽券に関わる生殖的なことだった(種無し)。自分では子供が作れない。その屈辱的事実を知った彼は、自分の欠陥部分を補うように産科の知識(や生物学の知識)を習得していく。そして得た「単為生殖」の知識と技術。
↓↓↓
愛する美砂の子供は俺が作った。種がなくても、俺には子供が作れる。俺、やっぱり神

こう妄想していましたけど、作中で六識命自身が「美砂の妊娠には驚いていた」+「当初は美砂の想像妊娠であると思っていた」様子からするに、他の誰かの手によって単為生殖してしまった、と考えるのが妥当なようですね。彼は「人間の単為生殖」は「神の奇跡」とさえ称しています。そして興奮して弁舌に熱が篭ってきています。(単為生殖=クローン作成は2014年現在の段階でも人間の自然発生の事例はないそうですよ。まぁ、秘密裏に実験しているマッドサイエンティストが居てもおかしくはないかも、ですが…苦笑 これは、ネットでさらっと調べた程度です。深く調べるつもりはないです(笑))

命にとって、冬子の価値は「単為生殖」の結果であって、「単為生殖をした」美砂に比べたら梅雨ほどもなかったんだな。

今回の重要キーワードのひとつに「単為生殖(=クローン生成)」があるのですが、誰が一体何の目的でしたのか。六識命みたく、研究者としての探究心が勝った上でやられたらたまったもんじゃないですね(笑) 朽木医院長が冬子の体を「生存に可能な最小限の体にした」のと同じように、研究者は人としての倫理観を捨ててはいけないのだと思います。研究者としては、極めたい気持ちもわからなくもないですが…苦笑

この六識さんって、才能がある分、ひどい中二病をこじらせ、実現しちゃった人みたいな感じになってきました(笑) 自らを「粛清者」として、禁忌の大罪を犯そうとする女達に罰を与えたり、片や、救いを求める者には慈悲を与えたり。

【本編二つの事件に関する六識命の役割】

○ 日下 達彦

赤ちゃんの頃に別れた唯が中学生になって、教師と生徒として出会う。唯、日下が兄だという記憶はない。
↓↓↓
日下、唯に教師として、時に兄として接する(唯には自分が兄だということは告げていない)
↓↓↓
唯、日下先生から、「特別な何か」を感じる→淡い恋心へ。
↓↓↓
日下、(血縁者なので)唯の恋心を受け取れず。
↓↓↓
唯、日下からの拒絶と母親の死で天涯孤独と思い込む。(父と兄の存在知らず) 自棄になってシスマに加入。
↓↓↓
「シスマ」で半ば強制売春妊娠(仲間内での集団プレッシャーもあったでしょう)(もし夜月と先に出会っていたら、「シスマ」に加入なんてことにはならなかっただろうに…。(ノω<;))
↓↓↓
日下、自分の拒絶によって、唯が売春妊娠したことに憤りを感じ、妹と初兄妹喧嘩。過失で唯殺害。自責の念に駆られる。
↓↓↓
日下、精神的偏頭痛。朽木病理学研究所精神科を紹介される。
↓↓↓
六識、日下のセラピーセッションで、彼の妹への想いと後悔、懺悔を聞く。そして囁く、「真実の愛であれば赦される」と。
↓↓↓
大罪を犯している「シスマ」に自分の代わりに粛清させるように、唯の持っていた「ネアニスの卵」を使って、彼を誘導。
↓↓↓
妹の気持ちを受け入れることが出来なかった日下、妹蘇生のため、復讐を始める。(死者蘇生は「ネアニスの卵」が影響)
↓↓↓
妹への懺悔が、歪んだ愛情となり、死姦に至るまでとなる。

○ 間宮心爾

母美雪殺害→「新しい母」美砂に出会う→母美砂、行方不明→父を詰る→オリジナル【殻ノ少女】を目撃→【殻ノ少女】は本来「聖者の誕生」を示していたし、その中にいたのが(自身が母親として慕っていた)美砂だったから【殻ノ少女】に聖母(母親)を見る→(聖母→キリスト→美砂が以前話してくれた群馬の修道院を想う)→出奔→群馬にたどり着く→幼い冬子に出会い、仲良くなる→冬子、養子になる→時を戻して昭和17年、命、素子の元をセレスのことで訪れる。その時、マリスの失語症に気づき、誠心誠意対応。昭和20年、命と心爾、(たぶん)群馬で出会う。→命、心爾の心の病気も面倒を見る。そして心爾の心に巣食っているものを吐き出させるように、思いつくままに書かせる→心爾にとって現実味の帯びない過去の出来事はやがて小説の体を取るように。→命、心爾とのセラピーの中で、美砂の居所と現状を推測。復讐のため、心爾利用(命はただ心爾のした行為を肯定し続けるだけでよかったのかもしれない)→心爾の上京は命の示唆ありの可能性(だったらいいなぁ)→昭和31年 本編に続く。

日下にしても、心彌にしても、肯定してくれる誰かを得ることで、自分の行動を正当化できたんじゃないかな。それが「お医者さん」だったら、尚更。勿論命は二人のカウンセリングでただ話を「聴いて頷いただけ」、だから、罪にはならない。ヾ(´゚Д゚`;)ゝ怖



( ・_ゝ・)o*――゚+.――゚+.―考察ココマデ―゚+.――゚+.――*o(・c_,・)

こんな細かく感想と考察、そして年表を書いてしまった時点で、萌えつぶも「殻ノ少女」の偏執的連鎖に巻き込まれてしまった感があります(笑) でも、凄く楽しかった

人物相関図も描いたんですけど、綺麗にまとめられなかったので、自分の心の中にしまっておきます(笑)

今回、ゲームを遊びながら、時代背景とか、単語を調べながら遊んでいたので、いくつかのソフトウェアを使って、下書きをしていて気が付いたんですが、スクリーンのスペースがなくなったので、デュアルモニターが欲しくなりました。そうしたら、ゲームをフルスクリーンで、その他のソフトは別モニターで使うことが出来るから。こう言っているときりがないんですよね、本当。苦笑

すべてが終ってスチルを見返してみたら、一番好きなのが幼少の頃のシンちゃんと冬子が映っているスチルですね。推定2歳の冬子にしてはおねえちゃんに見えますが、シンちゃんが幸せそうで。(´ノω;`)嬉涙

フルコンプ後謎は謎のままな所もありましたね。美砂、冬子、心爾の行方、そして、最後誰が誰に何を上げたのか、とか。それは続編で判るようになるのかな。冬子は行方不明のまま、END5が正史、なのかな。次回「虚ノ少女」へ続くって感じですね。

最終作「カラノ少女3」に向けてのお布施名目で、全年齢百合ミステリーの「FLOWERS」も買おうかな…←

FLOWERS 初回限定版
FLOWERS 初回限定版
posted with amazlet at 14.07.16
Innocent Grey (2014-04-18)
売り上げランキング: 139

って、これ、4部作の第一章なの!?…すっきりエンディングをみたい萌えつぶとしては…、素直に「殻ノ少女」最終章発売を待ちたいと思います…

しばらく「殻ノ少女」の余韻に浸るだろうなぁ… 「虚ノ少女」は「PARANOIA」プレイ後ということで♪

これにて、萌えつぶ的「殻ノ少女」感想、終わり~。次、「カヌチ」に本腰いれよ~。ヾ(*´∀`*)ノキャッキャ♪
関連記事
スポンサーサイト
テーマ : エロゲー  ジャンル : ゲーム

Comments






プロフィール

萌えつぶ。

Author:萌えつぶ。
最近は「乙女萌え」に嵌っています。みなさん、良識を持って、わいわいきゃっきゃうふふをヾ(*´∀`*)ノ<オネガイシマース 大人のみなさん、お友達になって下さい。

ウフフ♪アナタ( ´∀`)人(´∀` )エヘヘ♪オマエ

ちなみに年齢制限が関係するトピックもありますので、未成年の閲覧はお控え下さい。ご自身の情操教育に多大なる影響を与えることでしょう。当方では責任を負いかねますのでご了承下さい。
拍手への返事は該当記事コメント欄に記載しています。また記事内に予告なく白字反転があります。

【初めまして】←ご一読下さい。
【全年齢版萌えキャラ】
【R18版萌えキャラ】
【気になるリスト】
【持ってるリスト201406】

○ INDEX ○
【乙女系CD】
【乙女系ノベル】

気になります♪
○ ゲーム ○

ヾ(*´∀)CERO-ABCD(∀`*)ノ゙

「Double Score」応援中! 下天の華 夢灯り KLAP
「華ヤカ哉、我ガ一族」公式サイト
忍び、恋うつつ 公式サイト。
ファタモルガーナの館
シスコン
完璧な男

☆└(゚∀゚└))R-18((┘゚∀゚)┘☆

鳥籠のマリアージュ
Innocent Grey 公式サイトへ。

○ CD ○

【安心安全全年齢】
俺にする?僕にする? 『大正浪漫~禁断の恋~書生の彼』

【18歳以上推奨】
davrilmoon
davrilmoon

ナミダメ〝イチ″ノミヤカズチカの場合

カテゴリ
ブロとも申請フォーム

12345678910111213141516171819202122232425262728293011 2017